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青年恋愛Web漫画『黄昏色のBARが語りかけてくる』 「来月来たらさ、海につき合ってくれる?」と彼女が訊いた。 「いいよ」 「それと、私のよく行くバーも紹介したいんだけど」 「ああ、興味があるな。どんなバーなんだろう?というより夕美にとって、どんな意味のあるバーなんだろう?」 「昔、そこでアルバイトしてたこともあったし、それに、深い意味があるわね。雰囲気も素敵なところよ。とにかく私にとって、とてもたいせつな場所なのよ」 「ということは、例の彼氏とも」 「ううん、そうじゃないの。彼とはいちどもそこへは行かなかった」 「なぜ?」 「彼はそういうところへ行って、知らない人たちとしゃべったりするのがとても嫌いな子だったのよ。そこは私の友達なんかも来たりするところだから」 「なるほど」僕はそのバーには、必ず行かなければならない、と思った。 その夜、僕は夕美を駅まで送っていった。しかし、彼女はこの間のように涙を見せたりはしなかった。 ※このWeb漫画をご覧いただくためにはJavaScriptをオンにする必要があります。